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花粉症のシーズンと目の関係

症状

花粉によるアレルギー性結膜炎の特徴は、目のかゆみと充血です。目やにはそれほど多くありません。涙もよく見られる症状です。
 かゆみは、眼球そのものがかゆく感じる場合もありますが、まぶたやまぶたのふちなどにもあらわれます。このかゆみについては、こすればこするほど症状は強まります。こすりすぎますと、黒目にキズをつけてしまったり、まぶたのかぶれを起こす原因にもなります。充血は、まぶたの裏側が充血し、粒状のブツブツした盛り上がりができます。このため、目にゴロゴロ感が生じます。

生活上の注意点

  1. 外出はなるべく避けましょう。
  2. マスク、メガネ、帽子等を着用して花粉を遠ざけましょう。
  3. 花粉を家の中に入れないようにしましょう。
  4. 皮膚を鍛え、ストレスをなくすよう心がけましょう。

治療

症状が悪化する前に、また辛くなる前に眼科受診を心がけましょう。治療としては、主に抗アレルギー剤と炎症を抑える目薬が処方されます。抗アレルギー剤にもいろいろな種類がありますが、効果や副作用もさまざまです。薬をもらったので「もう安心」ではなく、必ず経過を診てもらいましょう。目以外の症状につきましては、目や喉は耳鼻科、皮膚に症状がある場合は皮膚科へ受診しましょう。

● 花粉症結膜炎を起こす主な植物の花粉飛散時期 ●
木本植物 関東
スギ(スギ科) 2月下旬~5月中旬
ヒノキ(ヒノキ科) 3月中旬~5月下旬
シラカンバ(カバノキ科) 4月上旬~5月下旬

イネ科草本植物 関東
カモガヤ(イネ科) 5月上旬~7月下旬
ヨモギ(キク科) 8月中旬~10月下旬
ブタクサ(キク科) 8月上旬~10月下旬
カナムグラ(クワ科) 8月中旬~10月下旬
セイタカアキノキリンソウ (キク科) 9月上旬~11月下旬


花粉症の目薬について

「国民病」といわれるまでになってしまった花粉症。国民の20%がスギ花粉症だといわれています。アレルギー疾患なので、早期に完全に治すことはむずかしく、日常生活に大きな支障をきたします。しかし、花粉を回避しながら薬剤を上手に用いて治療を行なえば、花粉症をコントロールすることはできます。今回は、花粉によるアレルギ一性結膜炎のときに使用する目薬についてのお話です。

 花粉によるアレルギー性結膜炎の症状は、目の痛み、充血、異物感などで、毎年同じ季節に症状が現れることが特徴です。
 治療には主に抗アレルギー剤の目薬を使用します。痒みなどの自覚症状が現れる前に目薬をつけはじめることで、症状の出現を予防したり、軽くしたりすることができるので、早めの受診を心がけましょう。痒みなどの症状が強い場合は、ステロイドの目薬を使用することもあります。
 抗アレルギー剤の目薬は、比較的副作用が少ないのですが、しみる感じ(刺激感)や充血、異物感、防腐剤によるまぶたの赤み・はれ(眼瞼炎)(がんけんえん)などがあらわれることがあります。ステロイドの目薬は、症状を抑える効果は高いのですが、眼圧の上昇や白内障の併発、バイ菌への抵抗力の低下などの副作用があり、注意深く使う必要があります。
 目薬には、いろいろな種類があり、効果や副作用もさまざまですので、しっかり通院し、必す経過を診てもらうようにしましょう。
 また目薬を使用していても、目をこすったり、洗ったりしていると、目薬の効果が期待できませんので、医師の指示通りに目薬を使用するようにしましょう。「目薬を使用しても症状がよくならない」「ひどくなってきた」など、異常があるときは、早めに受診するようにしましょう。