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街の探検隊

①福生市

 「灯台下暗し」とはよく言われる言葉ですが、地元のことでも知らないことが意外に多いものです。馬詰眼科来院をきっかけに、この町の素顔を再発見してみませんか。

 福生市は、都心から西へ40kmに位置し、多摩川の東側に南北に横たわる町です。地形は多摩川に向かって、3段階をなして傾斜した平坦地で、もっとも高いところで海抜143mです。地質は大部分が関東ロームです。市街地は、福生駅を中心として全域に広がっており、東は立川、昭島、武蔵村山の3市と、西は多摩川を隔ててあきる野市、南は八王子市、北は羽村市、瑞穂町に接する面積10.24Kmの市です。市の東北部には、米空軍の横田基地があり、行政面積の32%にあたる約3.3Kmを占めています。
 ところで「福生(フッサ)」の地名の由来にはいくつもの説があります。この地域にはかつて先住民が居住し、その先住民によって名づけられたものと推測されています。そして「福生」という漢字は後に「福を生む」の意味を込めてこの字があてられました。ちなみに、福生市の市章は「ふ」の字を図案化したもので、福生市の将来の雄飛と市民の円満和合の姿をあらわしています。

②熊川神社

 この町、福生に桃山時代よりつづく木造建築があるのをご存じでしょうか。熊川神社がそれです。表通りからは境内が見えにくいかもしれませんが、一歩入ると、杜を覆う樹木が独特な雰囲気を漂わせています。赤い灯籠がならぶ参道を進むとそこには市内最古の木造建築である本殿があります。これは、東京都の指定有形文化財にも指定されているもので、一見の価値ありです。 神社の脇を流れる分水が境内に趣を添えていると評判です。
 ちなみに、当院竣工の際の地鎮祭は、熊川神社の神主様に執り行っていただき、当院にとりましても、縁(ゆかり)のある神社となりました。

③お花見

 福生一の桜の名所といわれるのは、多摩川堤の桜並木です。JR五日市線の熊川駅が最寄駅で、歩いても7分程度ですから、はじめての方でも迷わず行けるところです。
 ここの桜並木は、多摩川の眺めと調和し、そのゆったりとした景色も圧巻です。毎年、この一帯では、恒例の「桜まつり」が盛大に行われ、近くの明神下公園では、近所の商店街の協力を得た露店がならび、まつりを一層にぎやかなものにしています。
ちょっと足を伸ばして、お花見で気分をリフレッシュしてみてはいかがですか?

④奥多摩街道

 古くは「八王子道」と呼ばれていた奥多摩街道。街道沿いを流れる玉川上水一帯は、貴重な自然を残す憩いの場として親しまれています。
 その中のひとつ、「加美上水公園」は、玉川上水沿いの自然を活かしたまま造られた公園です。コナラ、クヌギ、シデなどの落葉樹が中心の林で、美しい緑とともに、そばを流れる玉川上水が涼しさも運んでくれます
 この加美上水公園内には新堀橋の旧堀跡も遺構として残されています。また、新堀橋付近の風景は「新東京百景」にも選ばれています。

⑤文化の森

 牛浜駅から徒歩5分程度で「文化の森」という雑木林に出くわします。緑豊かな林は、落葉樹も多いことから、秋にはその表情にも風情が出てきます。
 ここは、ただ林があるだけではなく、散策路の歩を進めると、茶室「福庵」があり、雑木林とはまた異なった庭園もあるので、季節を堪能しながらのお茶会を開くこともできます。
 さらには、近代的な建物の中央図書館もあり、その施設内には郷土資料室もあります。
 ここでは福生の歴史や自然に関する資料が収集、整理、保存され、民具などの展示もあり、地域の人たちの学習の場にもなっています。
 ちなみに、お茶室「福庵」は、市外在住の人でも利用可能です。利用料金は、時間帯と利用する部屋で異なりますが、1000円から4800円と良心的なもの。夕方からのお茶会も開けるので、仕事帰りの一服も夢ではありません。

⑥神明社

 福生の神明社は、明治7年に行われた「神寄せ」(神社合祀)により、当時の福生村の七祭神を合祀した由緒ある神社です。地域の平安、治水、産業、衣食住、学問と多岐にわたり功徳の高い神社で、地元の人たちからは「神明さま」「薬師さま」と親しまれてきました
 昭和47年には、近代的かつ荘厳な御社を造営。また鎌倉時代の創建と伝わる薬師堂などもあり、新年ともなると、大勢の参拝客で賑わいます。  境内には、桜や楠などの大木もあり、季節によってもさまざまな表情を見せてくれます。
 神社付近には、福生地域の曙を告げる縄文人の長沢遺跡があり、歴史散策には最適なエリアとなっています。

⑦清岩院

 福生十景のひとつに数えられている「清岩院」は応永年間(1394~1428年)に建立された古刹です。小田原北条市、徳川幕府からも土地の寄付を受けていて、先年「白鳳仏(古代・白鳳時代に制作された仏像)が発見」されたほどの、由緒ある禅寺です。
 素晴らしいのは、本堂と湧き池のある日本庭園で、数カ所から湧き水が出て、せせらぎとなり、それが境内をまわっています。本堂前の水の透明度は抜群です。
 現在の清岩院の弁天堂は、平成6年に、本堂は平成7年に新築されたもので、雪景色がとくに絶景と言われていますが、新緑の頃にかけても、美しい景観を見せてくれます。ちなみに、清岩院の近くには、寺の名を貰い受けた清巌院橋もあります。

⑧柳山公園

 牛浜駅よりは福生が最寄り駅となる「柳山公園」。
 夏に向けて、この公園が魅力的なのは、川沿いに位置しているからでしょう。ケヤキの大木群が四季折々の美しさを見せ、多摩川のせせらぎ、野鳥のさえずりがBGMとなって、散策には心地よい公園です。
 数年前までは、この公園内ではバーベキューも楽しめたようですが、住宅地の中の公園とあって、いまではバーベキューは楽しめなくなりました。
 しかし、小さな子どもを遊ばせるロケット型の遊具もあり(柳山公園は通称・ロケット公園ともよばれています)、子どもの遊び場としては人気のスポット。また、川沿いを愛犬と散歩(放し飼いは禁止)することも楽しめます。
 多摩橋や永田橋、あるいは多摩川の対岸からの眺めも良く、飲み物を片手に、木陰を求めて歩きたいものです。

⑨16号沿いの商店街

 JR牛浜駅から国道16号を目指してまっすぐ歩くと、横田基地の第5ゲートにさしかかります。この周辺には英語の看板を掲げた雑貨屋や飲食店、用品店が建ち並び、ちょっとしたアメリカの風情が感じられるストリートとなっています。休日ともなると車で立ち寄る人も多いとか。
 高さ10センチもあるハンバーガーや大盛りのシーザーサラダを名物とするレストランがあり、おしゃれな雑貨店も人気で身近ながら海外の雰囲気が楽しめます。 。
 年に1度、横田基地で開催される「日米友好祭」の日には牛浜駅にはあふれんばかりの人が押し寄せ、基地内への出入りが許されます。航空機の見学やホームメイドケーキの販売もあり、知る人ぞ知るイベントとなっています。

⑩南稲荷神社付近

 福生十景の一つに数えられている「南稲荷神社付近」とは、妙に半端な表現ですが、市指定の天然記念物・大ケヤキと120年以上も続く造り酒屋の黒塀との調和が、昔と変わらぬ風情を残していて、見どころとなっています。。
 東京の蔵本は現在13カ所で、そのうち2軒は福生市にあります。その1軒がここ。この造り酒屋は地元でも有名な地酒「多満自慢」の製造元で、最近では地ビール作りにも力を入れているようです。酒造だけでなく、資料館や蔵見学(要予約)もでき、食事処もあるので下戸の方でも充分楽しめます。
 また秋から冬にかけて絞りたての地酒の試飲もできるとか。おみやげ品も豊富で散策にはうってつけのエリアと言えるでしょう。
 当院のある牛浜駅より拝島駅から近く、徒歩15分。ちょっと足をのばして出かけてみてはいかがでしょうか。

⑪みずくらいど公園

 JR青梅線の拝島駅から牛浜へ行く途中、車内から見えるのがこの公園です。「みずくらいど」とは「水喰土」と書きます。その理由は、江戸時代玉川上水を掘り、水を流したところ、ここで水が全部吸い込まれてしまったと伝えられているからです。その上水工事失敗の「水喰土」の堀跡が今もあり、福生の文化財に指定されています。
この公園には子ども向けの遊具はなく、自然の起伏に富んだ雑木林を散策するという楽しみ方がぴったりでしょう。隣には、アスレチックやフリークライミング、野鳥観察壁もある日光橋公園もあります。