二重に見える
眼球運動障害(がんきゅううんどうしょうがい)
眼球運動障害に対する症状として「ものが二重に見える」「センターラインが斜めに見える」等があります。
これは主に、眼球を動かす筋肉(眼球の周りには6本の筋肉が付着してます)の動きが悪くなって生じることがあります。筋肉の動きが悪くなる原因は、その筋肉そのものの動きが悪くなるか、筋肉に命令を出している神経に障害が出ているかです。精密眼球運動検査というものがあり、これらは当院でその日のうちに検査できます。
また、必要と判断した場合は血液検査を行うこともあります。そのうえで、お薬の内服や特殊なレンズ(プリズムレンズ)を入れた眼鏡の処方、時には眼の位置を移動する、斜視手術を行うこともあります。
当院では、局所麻酔下で斜視手術を行っております。また、最近では「ボトックス」という薬を筋肉に注射する例もあり、手術をしないで済む方もいます。これらは全て当院で行えますので、何か症状が出れば、ご相談ください。