症状
symptoms
まずご自身に現れている症状をご確認ください。
ご自身の眼の状態を確認してみましょう。ただし危険ですので自己診断で完結せず、かならず当院までご相談ください。
なお、形成外科に関する症状は、形成外科ページをご覧ください。
眼が赤い
-
結膜下出血(けつまくかしゅっけつ)
結膜(眼の表面の膜)内に走る血管からの出血した状態です。経過観察で治癒することが多いのが特徴です。
-
結膜炎(けつまくえん)
感染性、免疫性があり、それぞれ治療に違いがあり、点眼薬を使用します。
-
流行り目(はやりめ)
ウイルス感染により起こります。周囲の人に伝染させてしまうため注意が必要です。点眼薬を使用します。
-
翼状片(よくじょうへん)
主に鼻側から角膜に向けて膜が増殖し、常に充血したような状態になります。治療は手術による切除が行えます。
-
ぶどう膜炎(ぶどうまくえん)
感染性、免疫性があり、それぞれ治療が異なります。
-
霰粒腫(さんりゅうしゅ)
瞼の瞼板といわれる組織内に出現する肉芽腫(できもの)で、点眼治療や手術によって切除します。
眼が痛い
まぶしく見える
視野が欠ける
まぶたが下がる
二重に見える
ものが歪む
-
加齢黄斑変性(かれい おうはんへんせい)
網膜、脈絡膜に生じた新生血管(本来ないもの)により黄斑部の変性をきたします。治療には抗VEGF抗体の硝子体注射を行っています。
-
黄斑上膜(おうはんじょうまく)
網膜の一部である黄斑の上にフィルムが張り、黄斑が浮き上がってしまい、視力の低下につながることがあります。
-
黄斑浮腫(おうはんふしゅ)
糖尿病網膜症、網膜血管閉塞やぶどう膜炎が原因による黄斑の浮腫(むくみ)です。治療は硝子体内に抗VEGF抗体やステロイドを注射したり、場合によっては硝子体手術を行うこともあります。
-
黄斑円孔(おうはんえんこう)
網膜の機能の中心的な役割を担う黄斑に穴が開いてしまい、視力が大きく下がります。
-
糖尿病網膜症(とうにょうびょう もうまくしょう)
糖尿病の合併症です。定期診察が必要で悪化すれば適宜治療が必要です。