ものが歪む

黄斑円孔(おうはんえんこう)

黄斑円孔は、網膜の中心である黄斑に穴があいてしまった疾患です。
視機能の中心的な役割を担う黄斑に穴があくと、「見たいところがかけて見える」「見たいところが歪んでみえる」といった自覚症状が出てきます。

硝子体が黄斑を牽引することで生じます。まれに自然治癒することもありますが、多くは硝子体手術での治療を必要とします。手術内容は硝子体を切除し、眼内を一時的に空気に置換します。90%以上は初回手術で円孔の閉鎖が確認されます。

手術後に1日から2日のうつ伏せ等の体位制限をお願いしております。当院でも術後数時間は院内のリカバリー室でうつ伏せの保持を維持して頂き、ご自宅に戻ってからの体位についてご説明しております。

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